ケアが必要な方の第２のお家に

「医療型短期入所たまのおうち」は、障害者総合支援法に基づき、重症心身障害児（者）の方が日中の一定時間をお過ごしいただける施設です。どんなに重い障害があっても安心して家族と一緒に暮らせる地域にしていきたいとの思いで、2023年3月に開設いたしました。

「たまのおうち」の由来は、当理事長の趣味である音楽活動の芸名「たま」に因み、「たまに過ごすお家」として、別荘に行くような感覚で利用して欲しいという願いを込めています。

施設の目の前に琵琶湖があり、窓からはパワースポットで有名な「竹生島」を眺めることが出来ます。つきっきりの介護者さまにも、たまには力を抜いて休んで欲しい。「たまのおうち」がそんな方々のパワースポットになれば嬉しいです。

ご利用対象となる方

在宅酸素療法・気管切開・人工呼吸器による呼吸管理など、高度な医療ケアを必要とする、重症心身障害児（者）、障害支援区分の高い方が対象です。

対象年齢

子どもから大人まで年齢は問いません。
※設備の関係上、体格が大きな方などのケアが困難な場合がございます。詳しくはお問い合わせください。

クリニック併設の安心体制

「たまのおうち」は、内科・循環器内科・呼吸器内科・美容皮膚科を専門に扱う「ピュアクリニック」 と併設しており、安心の医療体制でご利用者さまをお預かりいたします。
また、長年医療的ケア児の訪問看護に携わってきた看護師が、ご利用者さまのケアを担当させていただきます。
左：理事長（医師）岸本 景子　右：施設長（看護師）中司 秀美

ご利用までの流れ

緊急時利用について

• 基本的には、定期的にご利用される方が対象です。
• 定員に空きがある場合、前日や当日でもご利用可能です。（ご家族の体調不良時、急用時など）

ご利用にあたってのお願い

• 施設ご利用の際に体調不良等により治療が必要になった場合は、かかりつけ医に受診していただくことがあります。
• 当施設では、送迎サービスを行なっておりません。各々で送迎をお願いいたします。
• 送迎時間は予約時間厳守でお願いいたします。

食事・排泄・入浴等の介助

ご家族さまの日常の介護負担を軽減します。
ご希望の方には体調管理の上、入浴介助も行っています。（入浴料についてはこちら）

健康管理や医療的ケア

主治医が作成した指示書に基づき、胃ろう・腸ろうなどの経管栄養、喀痰吸引、吸入、在宅酸素、人工呼吸器管理、導尿、気管切開手当などの医療的ケアを行います。

専門職による運動療法や日常生活動作の助言

作業療法士と連携し、お一人おひとりの病状に合わせて日常生活をサポートいたします。

• 障害者総合支援法に基づき、自己負担があります。
• 入浴料は、高島市内在住の方：１回３００円　市外の方：１回４００円をいただきます。
• その他レクリエーション内容により実費をいただきます。また、特定の医療行為、処置に関して、別途医療費の一部負担が必要です。